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「ラン活」って何?いつから考えればいい?
子どもの小学校入学が近づくと、少しずつ耳にするようになるのが「ラン活」という言葉です。
ラン活とは、ランドセルについて情報を集め、比較し、購入するまでの一連の活動を表す言葉として使われています。
色やデザインだけでなく、重さ、収納力、背負いやすさ、保証など確認したいことが多く、「何を基準に選んだらいいの?」と迷う家庭も少なくありません。
周りが動き始めると焦ることもありますが、ランドセル選びで大切なのは、早く買うことではなく、家庭と子どもに合ったものを選ぶことです。
この記事では、初めてラン活をする家庭に向けて、ランドセル選びで確認したいポイントをわかりやすく紹介します。
ラン活はまず情報収集から始めよう
ランドセルを検討するときは、いきなり一つの商品に決めるのではなく、どんな種類があるのかを見るところから始めると選びやすくなります。
メーカーや販売店によって、カラー、素材、重さ、収納スペース、価格帯などには違いがあります。
最初は「こんな色があるんだ」「形は意外と似ているんだ」くらいの感覚で十分です。
いくつか見比べるうちに、家庭として重視したいポイントが少しずつ見えてきます。

ランドセル選びで確認したい7つのポイント
1.子どもが実際に背負ったときの感覚
ランドセルは、見た目だけでは背負いやすさが分かりません。
同じような形に見えても、肩ベルトや背中のクッションなどによって、子どもが感じるフィット感には違いがあります。
可能であれば、候補をいくつか実際に背負って確認してみましょう。
背負ったときに肩まわりが窮屈そうではないか、動きにくくないかなどを見ておくと安心です。
2.ランドセル本体の重さ
小学生はランドセルだけでなく、教科書やノート、水筒、学用品などを持ち歩くことがあります。
そのため、ランドセル本体の重さは比較したいポイントの一つです。
ただし、数字上で軽ければ必ず背負いやすいとは限りません。
体へのフィット感によっても感じ方は変わるため、重さの数字だけで決めず、実際に背負った状態も確認するとよいでしょう。
3.収納力と開口部の広さ
毎日使うランドセルだからこそ、荷物の出し入れがしやすいことも重要です。
メインの収納部分にどのくらい入るのか、教科書やファイル類を出し入れしやすいか、ポケットには何を入れられるかなどを確認してみましょう。
荷物が入りきらず手提げバッグが増えると、登下校時の負担につながることもあります。
入学予定の学校から指定される学用品が分かっている場合は、それも参考にできます。
4.色やデザインは親子で話し合う
ランドセル選びで楽しいのが色やデザインです。
子どもが好きな色を選びたい一方で、「高学年になっても使えるかな」と親が心配することもあるでしょう。
ここは、どちらか一方の意見だけで決めず、親子で相談したいところです。
実物を見ると、「写真ではこの色が好きだったけれど、背負ったら別の色が気に入った」ということもあります。
候補をいくつかに絞り、その中から本人に選んでもらう方法もあります。
5.素材とお手入れのしやすさ
ランドセルには、人工皮革や天然皮革などさまざまな素材が使われています。
それぞれに見た目や重さ、お手入れ方法などの違いがあります。
素材名だけで優劣を決めるのではなく、家庭が何を重視するかで選ぶことが大切です。
雨の日の扱いや汚れたときのお手入れ方法も、購入前に確認しておくと安心です。
6.保証や修理対応
ランドセルは長期間使うものなので、保証内容も確認しておきたいポイントです。
どのような故障が保証対象になるのか、修理中に代替品を借りられるのかなど、販売店やメーカーによって対応が異なる場合があります。
デザインや価格だけでなく、購入後のサポートまで含めて比較すると選びやすくなります。
7.通学環境との相性
ランドセルを選ぶときは、実際の通学環境も考えてみましょう。
学校まで歩く時間が長いのか、公共交通機関を利用するのか、坂道が多いのかなどによっても、使いやすいランドセルは変わります。
通学距離が長い家庭では、特に背負いやすさや重さを重視するなど、生活に合わせて優先順位を決めるとよいでしょう。
展示会や店舗では「荷物を入れて背負う」
ランドセルを試着するとき、空の状態だけで判断しないこともポイントです。
店舗によっては重りを入れて背負える場合があります。

荷物が入った状態で背負うことで、空のときとは違う感覚を確認できます。
また、ランドセルを背負ったまま少し歩いたり、腕を動かしたりしてみると、本人が使いやすそうかを判断しやすくなります。
親が決めすぎない、子どもだけにも任せすぎない
ランドセルは子どもが使うものなので、本人の意見を尊重したいところです。
一方で、年長くらいの子どもにとって、数年先までの使いやすさや保証内容などを判断するのは難しいものです。
そこで、「色やデザインは子ども」「重さや保証、予算は親」というように、役割を分けて考える方法があります。
親が条件をある程度整理したうえで、その中から子どもに選んでもらえば、親子双方が納得しやすくなります。
早く決めることより「比較基準」を決める
ラン活では、「人気の商品がなくなる前に買わなければ」と焦ってしまうことがあります。
しかし、焦って購入すると、あとから別の商品を見て迷うこともあります。
まずは、わが家がランドセルに求める条件を書き出してみましょう。
たとえば、「本人が気に入ること」「背負いやすいこと」「予算内であること」の3つだけでも十分です。
判断基準が決まっていると、たくさんの商品を見ても迷いにくくなります。
ランドセル以外の入学準備も忘れずに
小学校入学前には、ランドセル以外にも準備するものがあります。
学校によって必要な学用品や指定品が異なる場合があるため、早く買いすぎるより、学校からの案内を確認してから用意したほうがよいものもあります。
ランドセル選びだけに気持ちが集中しすぎず、入学までに必要なものを大きく整理しておくと、直前になって慌てにくくなります。
ラン活は親子で入学を楽しみにする時間にしよう
ランドセルは、子どもにとって小学校生活をイメージするきっかけの一つです。
だからこそ、ラン活を「失敗できない買い物」にしすぎる必要はありません。
実際に背負ってみる、好きな色を比べる、「これを背負って学校へ行くんだね」と話す。そんな時間も入学準備の思い出になります。

大切なのは、周りより早く購入することではなく、子どもが使いやすく、家庭として納得できるランドセルを選ぶことです。
重さ、収納力、背負いやすさ、デザイン、保証、通学環境などを一つずつ確認しながら、親子に合ったランドセルを探してみてください。

